Japanese Documents
Calibration Group Properties

co-calibrated portは常にcalibration groupに関連付けられています。 calibration groupは、共通のグランドに接続されます. 電磁界解析を実行すると、グループ内のco-calibrated portは、 厳密なアルゴリズムに従って 同時にde-embeddingされ, calibration groupに属するすべてのport間の不要結合も取り除かれます. 同じ基準電位を持つ,適度に近接した co-calibrated internal portは自動的に calibration groupに追加されます. もしひとつのco-calibrated portの基準電位をcalibration groupの他のportと異なるように変更すると,そのportはそのcalibration groupから取り除かれます. もし解析前にどのportがどのcalibration groupに含まれているかを確認したいならば,Project EditorのメニューからView-View Subsectionsを選んでください.

calibration groupを自動的に構成せず, 手動で作成することもできます. 詳細はCreate a Calibration Group Manuallを参照してください.

calibration groupを構成する規則の詳細は Rules for Co-Calibrated Portsを参照してください.

Ground Reference

calibration groupの共通のグランド電位はどこなのかを定義しておかねばなりません.それには AutoBox CoverPolygon PlaneそしてFloatingの選択肢があります.それらはProject Editorに下表のように異なった記号で表示されます. ただし, Sonnet Technology Fileで属性情報の暗号化を使用している場合は 表示されません.

Auto

グランド基準は自動的に選択され,その結果は上記の記号で示されます.

Box Cover

calibration groupに属するすべてのco-calibrated portbox coverをグランド基準として使います.このために各co-calibrated portからtop coverbottom coverへ接続するviaが自動的に生成されます. このportに接続されるはずの素子モデルや測定データが短絡素子を含む場合はBox Coverを選択しなければなりません.例えば

  • パッドやその他グランドへの結合を含むSパラメータデータ
  • モデルや測定値にviaが含まれているトランジスタのデータ

このタイプのco-calibrated portを以下に示します。 +極は多角形導体の端に取り付けられ、-極はグランドへのviaに取り付けられています。 このviaの寄生インダクタンスはde-embeddingの過程で取り除かれます.

Box Coverでは,さらに,グランド基準の方向を選択しなければなりません. もしAuto Directionに設定すると,top coverbottom coverviaを延長する距離やそれが貫く誘電体層の物性,カバーの損失を考慮してもっとも効果的な方向を自動的に決定します. 選択された方向は上記のようにbox topbox bottomの記号で示されます.AboveBelowを選ぶことでこれを手動で指定することもできます. Box Coverをグランド電位につかう場合はportからカバーへ接続するviaを妨げるような多角形導体を他の層に置くことができません. さらにまた, グランド電位と定義されたカバーは50Ω/□を超える損失があってはなりません.もしカバーの損失が大きすぎると解析中にエラーが発生します.

Floating

calibration groupに属するすべてのco-calibrated portは 共通の基準電位を持ちますが,解析boxのどこにも接続されず, モデルのどこにも接続されません. このportに接続されるはずの素子モデルや測定データがグランド電位を持たない,あるいは短絡素子を含まない場合はFloatingを選択しなければなりません.例えば

  • RL直列等価回路
  • 表面実装部品のSパラメータファイルであって, パッドがない状態で測定されたか,その浮遊容量を数学的に取り除いてある場合.

このタイプのco-calibrated portを以下に示します。 基準電位となるGLG(Generalized Local Ground)導体が自動的に追加され, portの+極は多角形導体の端に取り付けられ、-極はGLG導体に取り付けられています。 このGLG導体の寄生インダクタンスはde-embeddingの過程で取り除かれます.

GLG導体を表示するには,Project EditorのメニューからView-View Subsectionsを選んでください.そして Subsection Viewerが表示されたらView-GLG Metalを選びます. 下図はSubsection Viewerの表示の例です. 左の図はboxに接続されているcalibration groupで, 左の図はfloatingcalibration groupです.

Polygon Plane:

calibration groupに属するすべてのco-calibrated portは 上の層か下の層かあるいは両方の層にある多角形導体をグランド基準として使います.portから指定された方向に向かって最初に出会った多角形導体が基準電位になります.その多角形導体とportの間の直接の接続を妨げる他の導体があってはなりません. さらにまた, グランド基準として使う多角形導体は50Ω/□を超える損失があってはなりません.もしその損失が大きすぎると解析中にエラーが発生します. その導体は de-embeddingの過程では無限平面として扱われるので グランド導体として十分な大きさが必要です.

下図はPolygon Planeportの例です.

Terminal Width

terminal widthも指定しなければなりません. Terminal widthは電気的な接触の幅であり, これを指定することで高周波電流を正確に解析することができます. terminal widthFeedline WidthOne Cell,そしてUser Definedのどれかを指定でき, Project Editorに記号で表示されます.

Feedline Width

図のようにportの幅と同じと定義されます.

One Cell

図のように解析可能な最も狭い幅に指定されます.

User Defined

図のように幅を値で指定できます.

terminal widthProject Editorでは両側にTのついた黒い線で表示されます.

 Copyright © 2019 by Sonnet Software, Inc. All Rights Reserved.